船長の厳守事項(提示)
・出港から帰港するまでの間は、飲酒はしません。また酒気を帯びて漁場に案内しません。
・航行中、波の影響により船体が動揺する時は、波の状況について適切な見張りを行うとともに、波に対する進路変更を行い、かつ、安全な速力まで十分な減速を行うことにより、船体動揺の軽減に努めます。
・航行中、波の影響により船体が動揺して危険が予想されるときは、利用者に対して動揺が小さい船体中央より後方の部分に乗船するように指導します。
・乗船中は、利用者に常に救命胴衣を着用させます。
・利用者の乗降場所から漁場、又は漁場から漁場までの間における岩場、浅瀬、河川域、防波堤、定置網、養殖施設等を調査し、危険性の評価を行い、特に危険と認められる場所についてまとめ、安全に航行できる航路、避険線等の設定を行います。
・航行中は、GPSプロッター等を利用して自船の位置を確認し、上記で設定した航路の航行、避険線に基づいた安全な航行を行います。
・随時、気象や海象等に関する情報収集を行い、気象又は海象等の状況の悪化等、利用者の安全の確保の為に必要と判断される場合は、船室内においても利用者に救命胴衣を着用させます。
・船が密集し危険と判断される場合や、風が強く危険が予想される場合は、船長及び業務主任者は自ら釣りをしません。